今回の記事は、アメブロに設置するお勧めの無料お問い合わせフォームを比較でお勧めした『フォームズ』の登録方法と使い方についてです。
フォームズのお勧めポイント
- 管理画面が直感的に操作しやすい
- フォームのデザインを細かく変更できる
- 広告が小さい
- フォーム記入中に下書き保存ができる
お勧めポイントのなかで、ほかのフォームにはなかなかない機能があるので、補足しておきます。
それが、「下書き保存」ができる機能です。
フォームを表示すると、右上に「入力内容保存/読込」というバーが表示されます。

フォームに入力中に離席しないといけなくなったとか、途中まで入力したけれど、項目が多くてあとにしたいなど、私自身もそういう経験があります。
そんなときに役に立つのが、この「入力内容保存/読込」です。
ブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chrome)を閉じても、内容を復活してくれます。ただし、保存前と読込時は同じ環境(パソコンやブラウザ)であることが条件です。
例えば、保存前はパソコンでInternet Explorerを使っていて、読込はスマホで、ということはできません。
ほかのメールフォームにはなかなかないユーザー(投稿者)サイドに立った機能だと思います。

では、ここからはフォームズの利用開始〜お問い合わせフォーム作成を説明していきます。
目次
フォームズの利用開始方法
まず、こちらからフォームズのサイトにアクセスします。
メールアドレスを入力し、「メールフォームを作る」をクリックします。
ここに入力したメールアドレスは、自動返信メールの送信元メールアドレスになります。

メールアドレスが正しいか確認し、フォームタイトルとパスワードを入力します。
フォームタイトルはあとで変更可能です。
パスワードは、フォームを修正する際に使用するためです。
(フォームズの無料版は、アカウント登録などはないため、作成したフォームのIDとパスワードでフォームを管理します。)
利用規約を確認し、「同意して進む」をクリックします。

フォームの管理画面が表示されます。

この時点ではまだフォームは保存されていないので、24分間操作しないと以下のようなエラーになり、最初(メールアドレスの入力)からになりますのでご注意くださいね。

フォームの基本設定
「フォーム表示」をクリックすると、現在の状態のフォームを見ることができます。

フォームタイトルの変更
登録した際のフォームタイトルを変更したい場合は、「フォーム基本情報」をクリックし、「パラメータ変更」をクリックします。

フォームタイトルを変更し、「更新する」をクリックします。
ブログやホームページのお問い合わせフォームとして設置する場合、わかりやすいように「○○(屋号や会社名)へのお問い合わせフォーム」などとタイトルに屋号や会社名をいれておくと利用者さんが迷子になりにくいと思います。

トップページURL
「フォーム基本情報」の画面で、設定しておいたほうがよいのが、「トップページURL」です。
フォームやフォーム送信後に「トップへ戻る」ボタンを表示し、ボタンをクリックすると、アメブロやホームページなどが表示されるようにしておく設定です。この設定をしておくと、お客様が迷子になりにくいのでお勧めです。


「フォーム基本情報」をクリックし、「トップページURL」の「戻るボタン表示」にチェックを入れ、戻るボタンをクリックしたときに表示するブログやホームページのURLを入力します。

アメブロの場合は、以下のように設定します。
【パソコン用】http://ameblo.jp/アメーバID/
【携帯電話用】https://www.ameba.jp/mobile.do?unm=アメーバID&guid=ON
アメーバIDの部分に、ご自身のIDを入力してください。
最後に「更新」をクリックするのを忘れずに。
お問い合わせフォームを作成する
お問い合わせフォームであれば、初期状態から変更する点は以下です。

こちらからメッセージをお送りください。
「こちらからメッセージをお送りください。」をクリックし、「パラメータ変更」をクリックします。

以下のような文章を入力しておくと親切ですよ。
<文章例>
wITeaへのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
48時間以内にご返信を差し上げております。
受信設定をされている場合は、
[b]「メールアドレス」[/b]からの受信ができるよう設定をお願いいたします。
文章を入力したら、「更新する」をクリックします。

ちなみに、文章を装飾したい場合は、入力欄下にある以下を参考にしてください。
私の上記の文章例は、メールアドレスの部分を太字にしています。

「カラーパレット表示」をクリックすると、カラーパレットが表示されます。パレットの色をクリックすると、色コードが表示されるので文字色を変更したい方は、こちらを使ってみてくださいね。

メッセージ
次に、「メッセージ」の項目です。
「メッセージ」をクリックし、「パラメータ変更」をクリックします。

「入力必須」を「はい」にし、「タイトル」を「お問い合わせ内容」とします。

「注釈」を入力すると、以下のようなカタチで表示されます。

最後に、「更新する」をクリックします。
項目の追加
フォームに項目を追加したい場合は、「項目の追加」をクリックし、画面の案内に沿って項目を追加します。

デザイン設定
デザイン設定では、フォームのデザインや文字の大きさなど細かい設定が可能です。
「デザイン設定」をクリックします。

テーマのなかから、好みのデザインを選択します。決定したら、「戻る」をクリックします。

「更新する」をクリックします。

パソコンが苦手なからは、テーマを変更するだけでも見た目がグッと変わりますから、お勧めです。
そのときの注意事項としては、できるだけ文字の見やすさを意識してください(背景が白、文字が黒が基本です)。背景に画像が設定してあるものなど、かわいい!とか綺麗と感じるのですが、文字と画像が重なっていると、肝心の文字が見づらかったりすることがあります。
よく分からないという方は、こちらのシンプルなもののなかから選ばれるといいと思います。

得意な方は、そのほかの細かい設定も触ってみてくださいね。
設定のメインメニューを表示するには、左上のメニューアイコンか、画面下の「メインメニュー」をクリックします。

メール設定
「メール設定」は、投稿があったことを自分のメールアドレスに通知する「投稿通知メール」と投稿後、お客様に自動でメール送信される「自動返信メール」があります。

投稿通知メール
投稿通知メールは、初期状態のままで特に変更しなくても大丈夫です。
自動返信メール
「自動返信メールを有効にする」にチェックを入れます。

入力する項目は、「差出人名」「メール件名」「メール本文」ですね。

「差出人名」は、個人であればお名前、法人であれば社名をいれましょう。
「メール件名」に、(自動返信)と入れておくことで、このメールは自動で送信されたのだなということがお客様に伝わりますのでお勧めです。
「メール本文」の文章例は、以下のとおりです。
<文章例>
###tkna001###さま
お問い合わせいただき、ありがとうございます。
48時間以内にお返事を差し上げております。
それ以上たっても返信がない場合は、
メールエラーの可能性もありますので、
再度、お問い合わせフォームまたは下記のメールアドレスへ
ご連絡いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
wITea窓口 メールアドレス
以下は、お送りいただきました内容です。
###ALL###
文章中の「###tkna001###」や「###ALL###」は、差込キーワードです。
差込キーワードは、自動返信メールの設定画面下に表示されますので、そちらからコピーして使用しましょう。

「更新する」をクリックして、メール設定は完了です。
投稿完了ページ
「投稿完了ページ」は、投稿後に表示される以下のようなページです。
この「ありがとうございました。」の文章を変更しましょう。

「投稿完了ページ」をクリックします。

「投稿完了メッセージ」に文章を入力します。

<文章例>
お問い合わせいただき、ありがとうございました。
数分以内に自動返信メールが届きます。
もし届かない場合は、「迷惑メールフォルダ」もご確認ください。
自動返信メールが届かない場合、送信エラーの可能性もありますので
再度お問い合わせいただくか、下記のメールアドレスへ直接ご連絡ください。
メールアドレス
「更新する」をクリックします。
以上で、基本的な設定は完了です。
「保存」を忘れずに!
フォームの設定が完了したら、最後に必ず「フォーム保存」をしましょう。
「保存」するまではフォームは保存されません。
24分間操作しないと、せっかく設定作業をしたのに、また最初から!!!となってしまいますから、こまめに保存することをお勧めします。

フォームの保存確認が表示されるので、「保存する」をクリックします。

保存が完了すると、以下のような画面になります。

お問い合わせフォームのURLをクリックすると、以下のように全選択状態となり、コピーできますので、コピーしてブログなどでに貼り付けます。

このとき表示される「フォームID」と最初に設定したパスワードで、今後はフォームの修正ができます。
フォームIDや作成したフォームのURLは、以下のようなカタチでメールで送信されますので、そちらを保管しておきましょう。

送受信テストをしましょう
フォーム作成が完了したら、最後に必ず「送受信テスト」をしましょう。
設定ミスをしていることもあるため、作成後にテストをしていないと、お客様がお問い合わせフォームからお問い合わせをしても、全くお問い合わせが届かない、ということが起こったりします。
テストというのは、ご自身でお問い合わせフォームから投稿し、お問い合わせメールと自動返信メールがきちんと送信されるかの確認です。
できれば登録したメールアドレスとは異なるメールアドレスを使用し、お問い合わせフォームから問い合わせを送信します。
登録したメールアドレスに「お問い合わせメール」、問い合わせの際に入力したメールアドレスに「自動返信メール」が届いたら成功です。
最後に
今回ご紹介したのは、基本的なお問い合わせフォームを作成する方法です。
このほかにも便利な機能がありますので、使い方がわからないというときは、「使い方ガイド」を見てみましょう。
